J-anpiとは

カテゴリ: 被災者支援

読み: じぇいーあんぴ

 J-anpiとは、大規模災害時に通信キャリアや報道機関などが保有する安否情報を横断的にまとめて検索できるWebサイトで、PC、携帯電話、スマートフォンなどのWebブラウザに対応する。2012年10月にスタートした。

 検索氏名を入力すると、通信キャリア各社が提供する災害用伝言板と、報道機関や各企業・団体が提供する安否情報を一括検索し、結果をまとめて確認できるというもので、サービス利用はワンストップで簡単、かつ無料(英語にも対応)。
 ただし、「J-anpi」は安否情報の「確認・検索」サービスで、安否情報の登録はこれまでどおり各通信会社などが提供する災害用伝言板などを利用する。参加企業等のホームページに「J-anpi」検索用のスペース(検索窓)を設け、この検索窓から検索することもできる。

 システムはクラウド形式で運用され、問い合わせの集中にも対応する仕組みを導入、錯綜することはないという。システムを開発したのは、NTT(持株会社)と日本放送協会(NHK)、NTTレゾナント、サイト構築・提供・管理はNTTレゾナントが行う。

 現在、NTT東西地域会社、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、NHK、日本郵便などが安否情報を提供できる体制にあり、今後、参加する企業や団体を募り、検索対象データをさらに拡充していく。
 自治体の持つ安否情報のJ-anpiへの登録や、自治体ホームページ上でのJ-anpi安否情報の検索など、災害時の相互協力についての協定を、東京都や千葉市などと締結した。

 東日本大震災では、通信会社がそれぞれ災害用伝言板サービスを立ち上げたほか、報道機関や大手IT企業が独自の安否情報データベースを運用した。携帯電話とPHS6社の安否確認サービスは相互接続されたが、NTT東西が提供するサービスとは連携しないなどの課題があった。
 「J-Anpi」はこの課題を解決する。「J-Anpi」は平時でも運用され、「体験利用日」(毎月1日、15日ほか)に体験・訓練などに活用できる。

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