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国内で死者8名 SFTSウィルス運ぶマダニの姿 国立感染症研究所

SFTSウィルスをもたらすフタトゲチマダニ/国立感染症研究所より

 感染すれば死にも至る「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウィルス」を持つ、マダニの写真が国立感染症研究所で公開されている。

 

 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウィルスとは、発症すると嘔吐や下痢、高熱のほか、血小板や白血球が減少する病原体で、主に野生のマダニに噛まれて感染する。ウィルスは2011年に初めて特定され、2013年1月に国内初の感染患者が報告された。

 

 以来、地方自治体を通じて全国の医療機関に情報提供を募り、2005年から現在までに12の発症例と8名の死亡を確認。いずれも、長崎、佐賀、宮崎、鹿児島、山口、広島、愛媛の西日本に住む高齢者と偏っており、時期も4月~11月に限定されているが、今後の動向は未知であると厚生労働省では注意を呼びかけている。

 

 マダニは主に森林などに生息しており、日本全国に分布している。イエダニと違って噛まれたときの痛みや痒みは感じないが、万が一SFTSに感染した場合の致死率は約12%と注意が必要。山に入るときは肌の露出を避け、長袖長ズボンを心がけ、帰宅後は衣服についてないか確認するとよいという。体長3ミリ以上の大きさなので肉眼でも十分に捉えられる。

 

フタトゲチマダニ/国立感染症研究所より

フタトゲチマダニ/国立感染症研究所より

フタトゲチマダニ/国立感染症研究所より

フタトゲチマダニ/国立感染症研究所より

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