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小笠原諸島西方沖地震 断層の大きさとずれ幅が明らかに…気象庁

先月30日に小笠原諸島西方沖の深さ682キロを震源とするマグニチュード8.1の地震について気象庁は断層の大きさや、ずれ幅を明らかにした(提供:気象庁)

 5月30日夜に発生した小笠原諸島西方沖の深さ682キロを震源とするマグニチュード8.1の地震について、気象庁は8日、約40キロ四方の断層が最大で6.6メートルずれ動いたために起きたとする解析結果を発表した。


 先月30日午後8時23分に発生した小笠原諸島西方沖を震源とする地震では、小笠原諸島の母島と神奈川県二宮市で震度5強の揺れを観測したほか、47都道府県すべてで震度1以上の揺れを観測した。


 気象庁は、巨大地震に特有の広い周波の揺れを観測した「広帯域地震波形記録」を米地震学連合から入手し、解析。その結果、今回の地震の断層は大きさが走向方向に約40キロ、傾斜方向に約40キロで、20秒かけて最大で6.6メートルずれたことがわかった。


 気象庁は「地下の深い場所で起こる深発地震は、浅い場所での発生に比べて圧力が高く、断層がずれ動くには巨大な力が必要となる。このため、断層は小さくてもより大きな力が発生し、地震の規模も大きくなったと考えられる」と説明している。

 

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