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鳥インフル、ヒト-ヒト感染でパンデミックも 国立感染症研究所

中国から入手したH7N9型の電子顕微鏡写真/国立感染症研究所より

 国立感染症研究所は19日、中国で拡散する鳥インフルエンザA(H7N9)について、「ヒト-ヒト感染」が起こっている恐れがあり、今後、パンデミック(世界的大流行)になる可能性も否定できないと発表した。

 

 中国・上海で2月19日に初めて確認された鳥インフルエンザA(H7N9)は、浙江省、安徽省、江蘇省、河南省、北京へと広がり、現在82名が発症し、17名の死者を出している。感染者の年齢は4才から87才まで。そのうち60%は家禽との接触が確認されているが、感染源は特定されていない。

 

 同研究所によると、鳥インフルエンザA(H7N9)は人間への適応性を高めており、実際、3月下旬には中国の同一家族内で複数の発症例が見つかっている。そのため、現時点での「ヒト―ヒト感染」の可能性も否定できず、もしそうなれば中国から日本への感染だけでなく、世界へと拡大するパンデミックの危険性も高まるという。

 

「ヒトーヒト感染」については、中国の国家衛生計画出産委員会の公式サイトでも、17日に可能性が示唆されていたが、日本の当局でこうした見解が出されるのは初。今後もより一層の警戒が求められる。

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