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福島県内高校プールの汚泥に10万ベクレルの放射性セシウム NPO調べ

 福島市のNPO法人「CRMS市民放射能測定所福島」は22日、高校プールの汚泥から1キロあたり10万ベクレルを超える放射性セシウムを検出したと発表した。


 4月中旬に県立高校3校のプールから採取した汚泥を検査して判明したもの。いずれも原発事故以来、水が張られたままの状態で、放射性セシウムはその底部に堆積した汚泥から検出された。


 その結果、伊達市の高校プールから1キロあたり11万9461ベクレル、福島市では10万4100ベクレル、南相馬市では8468ベクレルを検出。CRMSでは昨年3月にも福島市の高校で同じ検査をしているが、当時の測定結果は6万5900ベクレルと、現在の数値よりも下回っていたという。3校ともプールの水そのものは、いずれも100ベクレル以下で、プールサイドでの検査も目立った線量上昇は無い。


 CRMSによると防火槽など屋外で水が貯蔵されるような環境では同様に高い放射線を含む汚泥が存在する可能性があり、調査の必要性を強調している。また、今回の調査結果を受け、福島県教育委員会及び環境省に対し、県内各校でのプール汚染水及び汚泥の調査・処理に関する要望書を23日付けで提出した。

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