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台風15号 三重県で大雨400ミリ 福岡県では太陽光パネル落下

台風15号の影響で強風が襲った福岡県内では、屋根に設置された太陽光パネルが吹き飛んで、付近の民家に直撃する被害が相次いだ。(写真は行橋市ロッソ@RossoRRさんのTwitterアカウントより)

 台風15号は今朝、日本海で温帯低気圧に変わったが、25日には西日本や東海地方を中心に強風による住宅被害のほか、55人が重軽傷を負うなどの被害が相次いだ。三重県では25日午後4時までの24時間に降った雨量が400ミリを超え、土砂災害や倒木の危険度が高まっているとして、政府は引き続き警戒を呼びかけている。


 気象庁によると台風15号は今朝6時、日本海に抜けて温帯低気圧に変わった。内閣府が25日に発表した被害状況によると、西日本太平洋側と東海地方では1時間に50ミリ以上の非常に激しい大雨が降り、局地的に80ミリ以上の猛烈な雨が降った。


 25日午後4時までの24時間に観測された降水量はアメダス速報値で、三重県尾鷲(おわせ)市で415.0ミリ、三重県を流れる宮川で407.5ミリ、宮崎県えびの市で282.0ミリ、長崎県雲仙岳で281.5ミリなどとなっている。長崎県や福岡県、山口県など各地の気象台では記録的短時間大雨情報を発表した。


 この台風の影響で、沖縄県の石垣島では23日夜に最大瞬間風速71メートルを記録するなど、各地で強風や高波を観測。消防庁が25日午後4時半現在でまとめた被害状況によると、福岡県で60代の男性が強風で倒れた鉄パイプが額にあたって頭がい骨を骨折するなど、西日本を中心に各地で4人が重傷、51人が軽傷のけがをした。


 また福岡県内では行橋市や柳川市などで太陽光発電用のパネルが落下して、パネルが付近の民家を直撃するなどの被害が報告され、そのようすがTwitterに掲載された。消防庁によると建物の被害は、福岡県で民家全壊が1棟、一部損壊34棟、床下浸水4棟などを含む124件が報告されている。


 これまでの大雨で西日本を中心に土砂災害の危険度が高まっているとして、政府は引き続き厳重に警戒するよう呼びかけている。

太陽光発電所のパネルが落下したようす。行橋市ではこの影響で各戸が停電したという

太陽光発電所のパネルが落下したようす。行橋市ではこの影響で各戸が停電したという(写真は行橋市ロッソ@RossoRRさんのTwitterアカウントより)

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