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もんじゅ活断層なし 原子力機構調査報告

 日本原子力研究開発機構は30日、原子力規制委員会に対し、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)敷地内の断層について、「活断層を示す痕跡は認められない」との調査報告書を提出した。

 

 これは、昨年8月に原子力安全・保安院(当時)から、「もんじゅ」敷地内の破砕帯(断層)について追加調査を求められていたのに答えたもので、ボーリング調査等を行なった結果について報告書にまとめた。

 

 報告書では、「約2万6000年から2万9000年前までさかのぼれる地層に断層変位は認められない」ことなどから、「敷地内破砕帯には活動的である事を示す痕跡は認められない」、すなわち1万年以内に活動の痕跡がある「活断層」ではないとしている。

 

 また、敷地から500メートルほど離れた場所にある活断層「白木-丹生断層」との関連についても、「白木-丹生断層に特徴的な変形の繰り返しにともなう積層構造の発達は認められない」ことなどを根拠に、「白木-丹生断層に引きずられて敷地内の断層が動くこともない」との判断を示している。

 

 この報告書に対し、原子力規制委員会は今後、現地での調査などを行い事実関係について検証を進めることになる。

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