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電力10社決算 2期連続赤字1.6兆円 原発依存度が明暗

電力10社の2013年3月期連結決算

 電力10社の2013年3月期の決算が30日出そろい、沖縄、北陸を除く8社が前期並みの計約1.6兆円の赤字を計上した。

 

再稼働のめどが立たない原発停止と円安の進行で、火力発電の燃料費が膨らんだため。

 

 特に東日本大震災前から比較的、原発依存度が高かった北海道、関西、四国、九州の4社は過去最悪の赤字となっており、火力発電の燃料費は10社合計で前期より約1.1兆円増の7兆円を超えている。

 

 北陸は、原発依存度が低くないものの、従来から水力発電の占める割合が飛び抜けて高いため、かろうじて黒字。

 

 沖縄は火力発電がほとんどを占めるが、従来から原子力発電がゼロのため他社のような東日本大震災の影響をほとんど受けていないことから黒字決算となっている。

 

 原発再稼働のめどが立たず、コスト削減だけでは収支改善が難しい状況から、今月から関西、九州が電気料金の値上げスタート。北海道、東京、東北、四国の4社も今夏以降、電気料金の値上げを実施する予定。

 

電力10社の電源別構成比(2010年度実績)

電力10社の電源別構成比(2010年度実績)

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