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除染ガイドラン改訂版を公表 排水処理を詳しく解説 環境省

 環境省は2日、福島第一原発の事故による放射性物質で汚染された地域の除染作業について、ガイドライン第2版を公表した。効果的な新技術を盛り込んだほか、不十分だった排水の処理方法の説明などを増やし、同省ホームページで公開している。


 ガイドラインは第1版を2011年12月に策定し、改訂は初めて。第1版以降に各地の除染作業で得られた知見や、新開発された技術、自治体からの要望などをまとめた。


 同省の実証実験などで効果が確認された新技術としては、超高圧水による洗浄や、スチーム(蒸気)洗浄機を使った方法を掲載。実際に作業している様子の写真つきで紹介している。


 第1版で記載が不十分で、自治体から多くの質問が寄せられた排水処理については、大幅に記述を増やした。まず、放射性セシウムは水に溶けにくいという性質を説明。排水が濁っている場合は放射性セシウムを含む土が混じっている可能性があるため、側溝を土のうで堰き止めて泥を回収するなどの推奨例を挙げた。


 森林の除染については、引き続き調査・研究が必要だとして、今回は改訂版に盛り込まれていない。同省は今後も順次、ガイドラインの見直しを行っていくとしている。

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