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災害に強い未来型医療現場へ 東北大学と岩手医科大学が協定

 東北大学と岩手医科大学は1日、災害に強い未来型医療現場を作り上げるための「東北メディカル・メガバンク計画」に関する協力協定を締結した。

 

 同計画は、東日本大震災で被害を受けた宮城や岩手の復興支援のため、2012年4月から文部科学省が進めてきたもの。省内に推進本部を設置し、東北大学と岩手医科大学が、被災地の医療支援、バイオバンク関係事業、人材育成事業の3事業をそれぞれ担ってきた。

 

 今回の締結により両大学は連携を進め、今後も3事業を担っていく。たとえば被災地の医療支援事業では震災前から問題視されていた医療過疎化への対策から、災害に強い電子ネットワークの構築までをカバー。仮に津波でカルテを失った患者でも、遠隔保管されたデータなどで対応できるようにするなど、医療情報のICT化も進めている。

 

 なお、同計画を推し進めていくにあたっては技術問題のほか医療における倫理的問題もあるため、議論の場を設置。15日に東北大学星陵キャンパスで5回目のセミナーが開かれる。

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