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先天性風疹症候群(CRS)の新生児 新たに2人増加 過去最悪のペース

風疹ウイルスの電子顕微鏡写真
(提供元: 国立感染症研究所)

 国立感染症研究所が10日付けで発表した先天性風疹症候群(CRS)の報告によると、2週間前の報告から、新たに2人の新生児の発症が確認された。

 

 これで今年に入ってからのCRS発症新生児は合計5人で、過去最悪のペースでCRSが増加している。

 

 同報告によると、新たに発症が確認されたのは神奈川県と愛知県の男の子。母親の風疹ワクチン接種歴については、神奈川県の場合は「なし」で、愛知県の場合は「不明」。

 

 今年に入ってからのCRS発症新生児は、16週までで5人にのぼっており、ピークだった2004年(発症例10件)を上回る増加ペースになっている。

 

 先天性風疹症候群(CRS)は、免疫のない女性が妊娠初期に風疹にかかることで胎児が風疹ウイルスに感染し、先天性の心疾患、難聴、白内障などの障害を引き起こすもの。


 各症状についての治療法はあるが、CRS自体の治療法はないため、母親の風疹ワクチン接種による予防が重要だが、今回の愛知県の症例以外、今年になってからの発症例4件すべて母親のワクチン接種歴はない。

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