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妊娠に気付かず風疹ワクチン接種 中絶の必要なし

風疹ウイルスの電子顕微鏡写真(提供元:国立感染症研究所)

 今年は風疹の大流行にともない、先天性風疹症候群(CRS)の発症例も過去最悪のペースで増加している。

 

 先天性風疹症候群(CRS)は、免疫のない女性が妊娠初期に風疹にかかることで胎児が風疹ウイルスに感染し、先天性の心疾患、難聴、白内障などの障害を引き起こすもの。

 

このため、近い将来 妊娠する可能性のある女性には風疹ワクチンの接種による予防を進めているが、風疹ワクチンそれ自体によりCRSが引き起こされる可能性も否定できないため、少なくとも妊娠する2ヶ月以上前に接種を受ける必要がある。

 

 しかし、「風疹ワクチンを接種した後で妊娠に気付いた」といった場合はどうすればいいのか?

 

 厚生労働省の研究チームは20日、「万が一ワクチン接種後に妊娠が分かった場合でも、世界的にワクチンによるCRSの発生報告はなく、人工中絶などを考慮する必要はない」とする見解を発表した。

 

 同見解によると、妊娠していることを知らずに風疹ワクチンを接種した、もしくは接種後30日以内に妊娠した2292人について、先天性風疹症候群(CRS)の新生児が生まれた例は一件もなかったとのこと。

 

 また同見解では、こうしたケースについて何らかの懸念がある場合の相談窓口として全国16カ所の医療施設を紹介している。

 

【北海道】

北海道大学病院産科

 

【東北】

東北公済病院産科・周産期センター

宮城県立こども病院産科

 

【関東】

三井記念病院産婦人科

帝京大学付属溝口病院産婦人科

国立成育医療研究センター周産期センター産科

横浜市立大学付属医療センター産婦人科

 

【東海】

名古屋市立大学病院産科婦人科

 

【北陸】

石川県立中央病院産婦人科

 

【近畿】

国立循環器病研究センター病院周産期・婦人科

大阪府立母子保健総合医療センター産科

 

【中国】

川崎医科大学付属病院産婦人科

 

【九州】

宮崎大学医学部付属病院産科婦人科

九州大学病院産婦人科

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