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バイク事故がきっかけで左目に花の形の白内障が出現 インド

閲覧注意レベルだが、意外に綺麗な花弁状白内障(提供:Jagat Ram, M.S.Rohit Gupta, M.S.Postgraduate Institute of Medical Education and Research)

 バイクの運転中に自動車と衝突事故を起こしたインド人男性が、ケガで左目に白内障を負い、検査の結果、水晶体が花びらの形に傷ついていることが明らかになった。外傷性白内障の中でも極めて珍しい症例だとして、国際的な医学誌に紹介された。

 

 5日付の「ザ・ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」によると、事故が起きたのは約3カ月ほど前。ヘルメットをかぶらずにバイクを運転していた30代のインド人男性が自動車と衝突して、左目を強く打って、脳震盪を起こした。

 

 事故後、男性は左目の視力が徐々に悪化していることに気づき、眼科医を受診。眼圧や眼底検査などの結果、左目の水晶体が傷ついて、花びら状に白く濁っていることが明らかになった。

 

 白内障は、加齢とともに水晶体が濁って視力が低下する病気として一般に知られるが、バドミントンのシャトルや卓球の玉などが目にあたって起こる外傷性の症例も珍しくない。

 

 検査にあたったインドの病院の医師は「幸いにも眼底の網膜周辺は両目とも正常」だとして移植手術を受けるよう勧めたと言うが、男性はいまだ首を縦に振らないという。

 

 同医学誌によると、水晶体が衝撃を受ける外傷性白内障では、星や花の形に濁るケースが見られることがあり、2013年にはオーストラリアの男性が殴られて目の中に星が出現した症例も報告されている。

星

2013年のオーストラリアの症例では、パンチを受けた55歳の男性の目に星型白内障が確認された。この男性は移植レンズを受けたという(The New England Journal of Medicine ©2013)

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