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被災地の動物を見つめたドキュメンタリー『犬と猫と人間と2』公開

渋谷での上映期間中は監督のトークショーもある

 東日本大震災に翻弄される動物たちの姿を追ったドキュメンタリー『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』(宍戸大裕監督)が1日、公開された。


 ペットブームの影で年間30万頭以上の犬や猫が捨てられ、「殺処分」される現実を見つめた『犬と猫と人間と』(2009年公開)の飯田基晴監督がプロデューサーを務め、宮城県出身の映像作家・宍戸大裕さんが600日間にわたって被災地の動物たちと彼らに関わる人々にカメラを向けた。


 目の前で津波に飲まれた愛犬コロスケの思い出を語る夫婦。ある男性は原発事故後の混乱でいなくなった愛猫ミーを捜し続け、避難生活を余儀なくされた女性は亡き夫の忘れ形見の愛犬チビタと離れ離れで暮らす。警戒区域内に取り残され、飢える牛や豚たちは物言わぬ瞳で語りかける――。


 ペットの犬や猫、家畜たちの直面した過酷な現実は、「被災者」は人間だけではないことを突きつけ、人間の責任を問いかける。1日、東京・渋谷のユーロスペースで舞台挨拶に立った宍戸監督は「この映画に描かれていることは、残念ながら今も続いている。命を失った数多くの動物たちのためにも、一人でも多くの方に作品を届けていきたい」と話した。


 映画は、渋谷のユーロスペースで公開中。22日から横浜のシネマ・ジャック&ベティ、栃木のフォーラム那須塩原でも上映が始まり、全国で順次公開される。

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