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秋田 つつが虫病で1人死亡 15年ぶり

ツツガムシリケッチアの電子顕微鏡写真(出典: 米国疾病予防管理センター CDC)

 秋田県によると、県内で「つつが虫病」による死亡例1件が5月下旬に発生したとのこと。秋田県では15年ぶりの死亡例。

 

 同県では、5月から6月が最もつつが虫病患者の届出が多い時期として、野山、河川敷などではできるだけ素肌を出さない、などの注意を呼びかけている。

 

 つつが虫病は、野ネズミなどに寄生するダニの一種、つつが虫が媒介する感染症で、39℃以上の高熱を伴って発症し、治療が遅れると「播種性血管内凝固」を起こす恐れがあり、致死率が高い。

 

 発症した場合は抗菌薬などでの治療を行なうが、現在のところ予防のためのワクチンはなく、ダニに咬まれないよう注意するしか有効な予防法はない。

 

 「つつがない」(無事である)という言葉の語源になったという説もあるほど日本に古来からある感染症で、東北地方や新潟県などを中心に、現在でも毎年数人の死亡例がある。

 

 ちなみに国立感染症研究所の最新の感染症動向調査によると、5月13日から19日の1週間で、つつが虫病の報告例は秋田、岩手、宮城、山形、新潟の各県で合計7例、今年に入ってからの累積報告例は53件にのぼっている。

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