防災と災害情報のニュースメディア
  • 医療技術

クラゲを不老不死の特効薬に FAO

「不老不死のクラゲ」と呼ばれるベニクラゲ

 国連食糧農業機関(FAO)は、地中海と黒海でクラゲが大発生し漁業に大きな影響を与えていることについて、クラゲを食料とすることや「不老不死の薬」として研究することを提言した報告を発表した。

 

 地中海と黒海では、魚の乱獲によりクラゲが大発生し、増えたクラゲにより魚卵や稚魚の捕食量が増えるという「負のスパイラル」が発生している。

 

 FAOは、この問題への対応策として、先月30日に発表した報告の中で、「食料や薬として『クラゲ製品』を開発する。ある種のクラゲはいくつかの国で食料資源となっている」として、食料や薬品として製品化していく研究を提言している。

 

 さらに同報告では、「老化を逆行させることのできる『不老不死のクラゲ』を研究することにより、強力な若返りの薬を開発する可能性」についても言及している。

 

 「不老不死のクラゲ」とは、大きさ4〜5ミリの温帯から熱帯にかけて生息する「ベニクラゲ」と呼ばれる種類で、性的に成熟した個体がポリプ期(幼生)へ退行することが可能という特徴を持っている。

 

 つまり、老化した個体が「若返り」により個体としての死を免れているため、可能性としては「無限の寿命を持ちうるクラゲ」とも考えられている。

 あなたにオススメの記事