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原発の防災指針にヨウ素剤の事前配布盛り込む 原子力規制委

 原子力規制委員会は、福島第一原発の事故を踏まえて改定した新たな原子力災害対策指針に、原発から5キロ圏内の住民に甲状腺被曝を防ぐ安定ヨウ素剤を事前配布するルールを盛り込んだ。


 指針の改定は2回目で、これまでに事故発生時に避難や屋内退避が必要な範囲を原発から半径30キロ圏に拡大することなどを取り入れてきた。


 5日の規制委の会合で改定した指針では、安定ヨウ素剤を事前に配布する体制整備の必要性を明記。自治体はヨウ素剤を購入して保管し、住民向けに説明会を開いて医師による服用や保管の方法、副作用などについての解説を行うとしている。


 また、半径5キロ圏より外では、避難の際に自治体からヨウ素剤を配ることを原則とするが、速やかに配布ができない場合、事前に配布することができると定めた。


 新指針は今後、原発の周辺自治体が策定する防災計画に反映される。

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