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南海トラフ地震・津波へ対応 救命艇のガイドライン 四国運輸局

 南海トラフ地震津波に対応する津波救命艇を開発中の四国運輸局(香川県高松市)は、東日本大震災級の巨大津波でも、安全に避難できる津波救命艇の機能要件などについてのガイドラインを3日に発表した。

 

 同運輸局では今年3月に、独自の津波救命艇の試作品を完成させている。津波から避難する同様の防災機器については、様々な企業や組織で開発を進めているものの、技術的な要件などに基準がないことから、南海トラフ地震では最大の被災地の一つとなると指摘されている四国を管轄する同運輸局がとりまとめた。

 

 ガイドラインでは、津波の衝撃が正面衝突で10メートル/秒 、側面衝突で5メートル/秒に耐える強度を保つことや、さらには定員分の人が乗って装備品を満載した状態で浸水しても沈まず、転覆しても元の状態に戻ることなどがあげられている。

 

 また、購入した自治体や幼稚園、高齢者施設などの団体が維持管理するための手引きも盛り込まれている。

 

 なお、同運輸局では6月27日午後2時から、高松市のサンポートホール高松でガイドラインの説明会を開く。定員は100人。参加希望の方は、6月21日までに同局交通環境部消費者行政課へFAX(087-822-3412)やメール(Shikoku-shohisha@skt.mlit.go.jp)で申し込む。

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