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日本政府 シリア反体制派を支援方針 G8で表明へ

内乱が長期化するシリア(撮影: FreedomHouse)

 岸田文雄外相は11日、外務大臣談話として、内線が続くシリアの反体制派について保健分野などで積極的に支援していく方針を発表した。

 

 シリアではアサド政権と反体制派による武力衝突が長期化しており、化学兵器サリンが使用されたとの問題も国際社会で浮上している。

 

 こうした状況を踏まえ、同談話では、これまで日本は約8000万ドルの人道支援を行なってきたが、シリア政府や国際機関の手が及ばない地域もあり、こうした地域を実質的に管理する反体制派の支援ユニットやNGOなどとも調整・協力しながら、保健分野などへの支援を実施していきたいとしている。

 

 また菅義偉官房長官は11日午前の記者会見でシリアの反体制派支援について、「G8において国際社会に発信したいということで、具体的なものについては調整中」と述べ、G8で安倍晋三首相がシリア反体制派支援を表明する方向で検討していることを明らかにした。

 

 さらに菅官房長官は、支援する際の懸念事項として、「信頼できるNGOとのパートナーを通じて、軍事的な用途に転用されずに、紛争の助長につながらないような分野に限ってと考えており、そういうことを今検討している」と述べている。

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