防災と災害情報のニュースメディア
  • 軍事

情報収集で未然に防いだテロ事件は50件以上 NSA長官

キース・アレキサンダー米国家安全保障局(NSA)長官兼米サイバー軍司令官

 米国家安全保障局(NSA)が電話の通話記録やインターネットの個人データを収集していた問題について、NSAのキース・アレキサンダー長官は18日、下院情報特別委員会の公聴会に出席し、「この情報収集プログラムにより、9.11 以降に未然に防ぐことができたテロ事件は50件以上にのぼる」と証言した。

 

 この公聴会は、問題になっている「情報収集プログラム」の有用性について説明を求めたもので、19日には秘密会で、より詳細な諜報活動の内容を証言することになっている。

 

 同公聴会でアレキサンダー長官は、9.11事件以降に同プログラムにより未然に防ぐことができたテロ事件は50件以上にのぼり、今回の報道により米国とその同盟国は安全保障上の取り返しのつかない重大なダメージを受けていると証言した。

 

 またアレキサンダー長官とともに証言したショーン・ジョイスFBI副長官は、ニューヨークの地下鉄システムを爆破しようとしたパキスタンのテロリストの事件とニューヨーク証券取引所を標的にしたイエメンのテロリストの例について触れ、「2件とも犯人を逮捕し、有罪判決を受けている」と説明。

 

 同公聴会でアレキサンダー長官は、改めて「情報収集プログラム」が合法的かつ限定的であり、プライバシーを侵害するものではないと強調するとともに、「9.11事件以降の12年間、それでも相対的に平和に暮らすことができたのは、そうした攻撃を防ぐことができなかった失敗への反省と、情報機関の『静かなる努力』のおかげ」と述べた。

 

 さらに、今回のような「情報漏えい」を防ぐために、NSAのどこにセキュリティ上の弱点があるかを調べるとともに、1000人以上もいる「トップシークレット」にアクセスすることのできるNSAのシステム管理者を監督する方法を検討しているとも述べている。

 あなたにオススメの記事

メニュー