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福島第一原発で地下水から50万ベクレルのトリチウム

 東京電力は19日、福島第一原発2号機近くに掘った観測用井戸の地下水から1リットルあたり50万ベクレルのトリチウムなど高濃度の放射性物質が検出されたと発表した。

 

 東電では、2011年4月に2号機のスクリーンポンプ室で漏えいした汚染水が地中に残留している可能性が高いとしている。

 

 この地下水は5月下旬に採取したもので、分析の結果トリチウムが1リットルあたり50万ベクレル、ストロンチウム90が1リットルあたり1000ベクレルなどと国の基準を大きく上回る放射性物質が検出された。

 

 この観測用井戸は海から27メートルの地点に掘られているが、東電では今のところ、今回の高濃度汚染水が海水に影響を与えていることはないとの認識を示している。

 

 また東電では汚染水の海への流出を防ぐため、薬液を注入して周辺の地盤を改良するなどの防止策を講じるとともに、モニタリングにより影響範囲の特定をするとしている。

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