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谷内内閣官房参与の極秘訪中ノーコメントだけど肯定

 尖閣諸島などをめぐってギクシャクした日中関係を修復する環境づくりのために谷内(やち)正太郎内閣官房参与が極秘に訪中し、中国要人と協議したと一部メディアで報道されたことについて、菅義偉官房長官は20日午後の記者会見で、「ノーコメント」としながらも事実関係を認めた。

 

 同記者会見で菅官房長官は谷内内閣官房参与の訪中について事実関係を問われ、「事実関係も含め政府としてコメントすることは差し控えたい」と答えた。

 

 しかし記者から、「内閣官房参与だから当然、長官や総理の了解のもとに行かれているという認識でよいか?」とたたみかけられ、「あの〜、まっ、基本的にはそうなんだろうと、フッ(苦笑)、思っていただいてけっこうです」と述べ事実関係について認めた。

 

 また安倍晋三首相がロンドンでの講演で、「尖閣諸島をめぐる日中の対立について、中国の習近平国家主席と会談する用意がある」と発言したことに関連して、谷内内閣官房参与の訪中の目的が日中首脳会談の地ならしなのかと問われ、「総理がどうして発言したのか、私分かりません。総理に聞いてほしいなと思いますが、谷内さんとの直接的な関係はないと思います」と答えた。

 

 しかしながら一方で、「尖閣とか色んな問題ありますけど、日中というのは、それぞれの地域の平和と安全に責任を持つ国でありますから、戦略的互恵関係というのも結んだのは安倍総理ですから、常にさまざまな可能性を政府としては考えている」とも述べ、日中首脳会談の開催も含め、日本政府が日中関係正常化に向けて、水面下で外交的な環境整備をしていることを示唆した。

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