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正確な有効求人倍率は公表値プラス0.1ポイント?

 5月の有効求人倍率(季節調整値)はリーマン・ショック以前の高水準の0.82倍となったが、厚生労働省が28日に発表した「労働市場分析レポート」によると、求職者数の重複を取り除いて有効求人倍率を試算すると、さらにプラス0.10ポイントの0.92倍になるとのこと。

 

 有効求人倍率は求人数(企業が募集している人の数)を求職者数(就職を希望している人の数)で割ったものだが、この求職者数については、全国のハローワークにおいて申請を受理した人の数を計算している。

 

 しかしながら最近は、1カ所のハローワークだけでなく居住地の近くや希望する就業地の近くなど複数のハローワークに登録しているひとも多い。

 

 そこで、この「重複分」を差し引くと求職者数は約1割減り、結果、有効求人倍率の試算値は公表値の0.82倍より0.10ポイントプラスの0.92倍となる。

 

 同報告では、すでに実態的な有効求人倍率は1(求人数と求職者数が釣り合っている状態)に近い数値にあることから、今後は求人の絶対量の確保もさることながら、より質の高い求人の確保が重要と分析している。

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