防災と災害情報のニュースメディア
  • 生活情報

働きたくても65歳超えると就職率は半減

 内閣府の「高年齢者の地域社会への参加に関する意識調査」(2008年)によれば、65歳を超えても働きたいと回答した人は全体の約7割に達しているが、厚生労働省が28日に発表した労働市場分析レポートによれば、65歳を超えると就職率は、それまでの約半分に減少しており、高齢者雇用の難しさを改めて浮き彫りにしている。

 

 同報告によると、65歳以上の男性の就職件数トップ5は、警備員などの「保安の職業」(5730件)、「自動車運転の職業」(5433件)、「清掃の職業」(4192件)、「居住施設・ビルの管理」(2977件)、「その他の運搬・清掃・包装等の職業」(2351件)。

 

 トップ5の職種は60歳から64歳までと変わらないが、これらの職種への就職率を見てみると、60歳から64歳までが28.2%なのに対し、65歳以上は14.6%と約半分に減少している。

 

 これを就職件数で見ると、60歳から64歳までの就職件数が10万291件あるのに対し、65歳以上になると3万5863件と3分の1近くにまで減っている。

 

 女性の場合のトップ5は、「清掃の職業」(5210件)、「飲食物調理の職業」(2440件)、「介護サービスの職業」(1753件)、「その他の運搬・清掃・包装等の職業」(723件)、「一般事務の職業」(613件)となっているが、60歳から64歳までの就職率が23.5%なのに対し、65歳以上になると13.1%に減少。

 

 就職件数で見ると、60歳から64歳までが5万699件あるのに対し、65歳以上では1万5017件に減少している。

 

 また同報告によると、求職件数、就職件数とも65歳以上ではパートタイムの方がフルタイムより多く、特に女性の場合、「フルタイムでの仕事」の求職者数が1万2171人しかいないのに対して、「パートタイムでの仕事」の求職者数は10倍近い10万2082人にのぼっている。

 あなたにオススメの記事

メニュー