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福島第一2号機 自走ロボ「走行不能に…」放射線量210シーベルト

福島第一原発2号機に投入された自走調査ロボット(提供:国際廃炉研究開発機構IRID)

 東京電力は16日、福島第一原子力発電所2号機の原子炉格納容器内に自走式の調査ロボットを投入したが、炉心直下を目前にしてロボットの回転ベルトが機能しなくなり、走行不能になったと発表した。ロボットは回収できず、今後の調査の邪魔にならないようケーブルを切断し、レール脇に残された。

 

 東電によると、今回の調査では、原子炉直下に到達し、溶け落ちた核燃料(デブリ)を確認するのが目的だったが、ロボット投入口から炉心に続くレール上で崩れた資材などの堆積物によって、先へ進めなくなった。

 

 さらに走行用の回転ベルトの左側が動かなくなり、炉心内部まで3メートル以内の地点で走行を断念。約4分間の調査で、炉心周辺の放射線量は毎時約210シーベルト、温度は16.5℃だと計測された。

 

 自走ロボは、今後の調査の支障にならないよう、操作ケーブルを切断し、レール脇に残したという。

 

 東電は1号機、3号機でもロボット調査を行う予定だが、格納容器内の水位が高いなど、状況は2号機よりも厳しく、廃炉に向けた計画は先行きが不透明だ。

東電

16日に行われた2号機の原子炉格納容器調査を表した図(提供:東電)

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