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泥沼から見つかった巨像「ラムセスじゃなかった!」エジプト

カイロ郊外の住宅街の沼地で見つかった古代ファラオ像(Ministry of Antiquities)

 カイロ郊外で今月9日に見つかった古代のファラオ像について、エジプト考古学博物館は、当初予想されていたラムセス二世ではなく、紀元前7世紀の「プサメティコス一世」の可能性が高いという見解を公表した。

 

 巨大な像は、独ライプチヒ大学のディートリッヒ・ラウエ教授らの発掘チームが、アイン・シャムス地区内の住宅街の沼地から掘り出した頭と胸部。

 

 この地区は、古代の太陽神礼拝地だったヘリオポリスの一部で、紀元前13世紀のラムセス二世の神殿があった場所だと確認されていることから、見つかった彫像も当初はラムセス像だと考えられていた。

 

 その後の調査で、彫像の背中部分に書かれた4つの古代エジプト文字を解読した結果、この像は紀元前664年〜610年に統治したプサメティコス一世の可能性が高いことが判明。

 

 ラウエ教授は像の特徴から「ラムセス二世像を再利用した可能性もある」と見て、全身が見つかったら高さ9メートルを超すと考えられている像の残りの発掘に意欲を燃やしている。

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全身が見つかったら9メートルを超す高さになるという(Ministry of Antiquities)

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巨大な頭部にどうやって引き上げるか思案顔の調査団(Ministry of Antiquities)

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