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熊本県でCA6ウイルス陽性22例 手足口病流行の兆し

コクサッキーウイルスA型(CA6)の電子顕微鏡写真

 国立感染症研究所は8日、熊本県で手足口病などの病原体であるエンテロウイルス陽性の検体が38例見つかったと報告、手足口病の流行の兆しがあるとして注意を呼びかけている。

 

 同報告によると、今年4月から6月にかけて熊本県で、手足口病などの患者から採取した検体67例のうち、38例で手足口病の病原体であるエンテロウイルスの陽性反応が出た。

 

 手足口病については、2011年に全国的に大流行したが、この時に多くの感染を引き起こしたのがコクサッキーウイルスA6型(CA6)と呼ばれるウイルスで、今回の熊本県での検査では、38例の陽性反応のうち22例から、このCA6ウイルスが検出されている。

 

 手足口病の患者数は、今年4月下旬から増加傾向となり、6月中旬には定点当たりの報告数が5.14と流行の警報基準値を超え、翌週にはさらに増加し8.06となっているが、これまでのところ熊本県以外でもCA6ウイルスが多く検出されている。

 

 手足口病は、口腔粘膜や手、足に水疱性の発疹が出る急性ウイルス感染症で、幼児などを中心に夏に流行する。基本的に予後は良好だが、場合によっては急性髄膜炎などの合併症が現れ、まれに急性脳炎を生じることもある。

 

 

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