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古代エジプト人もフィギュア好き?墓から現れた1000体の人形 8体のミイラも…

エジプトのルクソール近郊の王家の谷近くで、3500年前の裁判官とみられる貴族の墓が見つかった(エジプト考古省Facebookより)

 

 エジプト南部のルクソール近郊で、約3500年前の古代エジプト王朝時代の貴族の墓が発見された。中からは8体のミイラとともに、1000体以上の陶磁器や木製の彫像が掘り出され、王族以外の墓で、これほど大量の副葬品が見つかるのは珍しいという。

 

 エジプト考古省は18日、古代エジプトの都テーベがあったルクソールのナイル川西岸で、新王国第18王朝時代の墓を発掘したと発表した。

 

 この地域は、ツタンカーメン王も埋葬されていた王家の谷や王妃の谷が近くにあるが、今回発掘されたのは、当時の裁判官とみられる一家の墓だ。内部は当時の貴族の墓の典型的な構造をしており、T字型の玄室からは10基の棺が確認され、少なくとも8体分のミイラが見つかった。

 

 さらにこの玄室には深さ9メートルの地下に続くシャフト(竪穴)墓があり、竪穴を降りると二つの地下室が見つかった。地下室からは木製のマスクや「ウシャブティ」と呼ばれる小人形が1000体以上出土した。

 

 ウシャブティは、死後の世界で死者の従僕として働くものと信じられていて、この墓からは陶器や素焼き、木製の彫像など、さまざまな種類の形やサイズの人形が見つかっている。エジプト考古省では盗掘されていない貴重な歴史的資料だとして発掘作業を身長に進めている。

ミイラ

少なくとも8体のミイラと、たくさんの副葬品が見つかった

ミイラ

写真は2点ともエジプト考古省Facebookより

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