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歴史的大震災の活断層や津波堆積物を展示 産総研

 産業技術総合研究所(産総研)は8日、過去に日本で起きた巨大地震の痕跡である活断層と津波堆積物の実物標本を産総研つくばセンター(茨城県つくば市)に展示すると発表した。

 

 産総研の活断層・地震研究センターでは、全国各地で内陸の活断層や、沿岸部での津波堆積物を採取している。今回、公開される活断層は、全長150キロに及ぶ糸魚川-静岡構造線断層帯から採取されたもので、762年(もしくは841年)に起きたM8クラスの地震の痕跡が含まれているという。大きさは、幅2.5メートルで高さが4.5メートル。長野県岡谷市で採取されたものだ。

 

 津波堆積物については、東日本大震災が起きたことにより「千年に一度の大地震・津波」と注目されている、869年貞観地震時のもので、大きさは幅1メートルで深さ1.5メートル。こちらは宮城県の仙台平野で発掘された。

 

 活断層が7月13日から産総研つくばセンター内の地質標本館で常設展示をされ、津波堆積物については7月20日~11月1日までの期間限定で公開。


 また、産総研では、小型の津波堆積物標本も作製しており、今後全国の学校などへ貸し出す予定だという。

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