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風疹 感染者数1万2469人に 増加数は前週から横ばい

風疹ウイルスの電子顕微鏡写真(提供元: 国立感染症研究所)

 国立感染症研究所が16日にまとめた最新の感染症動向調査によると、7月1日から7月7日までの1週間で新たな風疹患者の増加は363例にのぼり、今年に入ってからの累積の患者数は1万2469人となった。

 

 週あたりの感染増加数は800人超だった5月から比べると半分以下に減ったものの、前週(6月24日〜30日)の359例よりは4例増えており、前週比で見ると横ばいになっている。

 

 地域別の週当り増加数では、大阪府の77例、東京都の69例、神奈川県の38例がワースト3。

 

 風疹については、免疫のない女性が妊娠初期に感染することで胎児も風疹ウイルスに感染し、先天性の心疾患、難聴、白内障などの障害を引き起こす先天性風疹症候群(CRS)の危険性がある一方で、8月に向けて全国的に風疹ワクチンの在庫不足が表面化しており、厚生労働省では、一部医療機関による「買い占め」など「流通の偏り」が起きないよう関係各所に要請するとともに、妊婦や、妊娠する可能性が高い女性の家族など、周囲の人から優先してワクチン接種を行なうよう呼びかけている。

 

 しかしながら、女性の累積の患者数の内訳を見ると、20代が全体の41%を占め、 特に23〜24歳が飛び抜けて多くなっている。

 

 さらに、そのほとんどが「風疹ワクチン接種」については、「不明」もしくは「接種なし」と答えていることから、先天性風疹症候群(CRS)増加の危険性が懸念される。

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