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ガラパゴス諸島で8年ぶり大噴火「ウミイグアナは無事か?」

ガラパゴス初冬のフェルナンディナ島が噴火(提供:ガラパゴス国立公園Parque Nacional Galápagos)

 南米エクアドル沖の太平洋に浮かぶガラパゴス諸島で4日(現地時間)、諸島の中で3番目に大きな火山島が8年ぶりに噴火した。ガラパゴス国立公園のレンジャーが噴火の瞬間をとらえた!

 

 貴重なゾウガメやイグアナの生息で知られるガラパゴス諸島の中でも、最も西側に位置するフェルナンディナ島は、約5万年前に生まれた若い火山島で、深さ1000メートルの海底から屹立する火山島だ。

 

 コロンブスの大陸発見の航海を支援したスペイン・カスティーリャ王フェルナンド5世の名前にちなんで命名されたこの島は、19世紀以降続く活発な噴火活動で、ほとんど植物が生えず、人も住んでいないので、ガラパゴス諸島の中でも最も自然な状態が残っていると考えられている。

 

 ガラパゴス国立公園やエクアドルの地球物理学研究所(IGEPN)によると、4日午後12時(日本時間5日午前2時)15分ごろ、島のほぼ中央に位置する火山火口で噴火が発生し、噴煙の高さは4000メートル上空に到達。米海洋大気庁(NOAA)の地球観測衛星の赤外線観測カメラからも、火口付近のホットスポットが確認できる。

 

 IGEPNによると、フェルナンディナ島の噴火は2009年4月以来、8年ぶり。前回の噴火では、溶岩流が発生し、噴火は20日間以上継続した。溶岩が流れ込んだ海岸付近の岬には、何百匹ものウミイグアナの群れが生息しているが、ガラパゴス国立公園のレンジャーが噴火時には野生生物の保護に当たっている。

 

■国内の火山の現状については、ハザードラボ「火山マップ」でご確認ください。

フェルナンディナ島

地球観測衛星もフェルナンディナ島のホットスポットをとらえた(Hawai'i Institute of Geophysics and Planetology)

フェルナンディナ島

フェルナンディナ島の噴火は8年ぶり(Gilda Gonzales)

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