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新燃岳「連続噴火は止まったかも?」山体隆起が停滞…気象庁

13日に撮影された新燃岳の火口内(提供:気象庁)

 活発な火山活動が続く新燃岳について、気象庁は13日、「地殻変動の観測では、山体の隆起は停滞しており、連続噴火が停止した模様」だと発表した。

 

 新燃岳では、13日午後3時までに上空900メートルまで噴煙が到達した。地下の水蒸気やマグマの動きを示す火山性微動は、振動が大きくなったり、小さくなったりする「消長」を繰り返しているが、その振幅はやや小さくなっているという。

 

 気象庁が上空から観測した結果、弾道を描いて飛散する大きな噴石は見られなかったが、火山ガス(二酸化硫黄)のニオイを明らかに感じたという。

 

 火山ガスの放出量は、噴火が始まった11日には1日あたり800トンだったのが、12日には1400トンに増えた。

 

 山体が隆起する地殻変動は停滞し、午後4時ごろには連続噴火が低下したとみられるが、火山活動は今なお活発な状態だとして、気象庁は噴火警戒レベル「3」の「入山規制」を継続し、火口から約2キロ範囲では噴石の飛散や火砕流に警戒するとともに、風下では火山灰や火山れき(小さな噴石)への注意を呼びかけている。

 

■国内の火山の現状については、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。随時更新されます。

新燃

噴火が始まった11 日。火口内東側から噴出する噴煙の温度が高かった(気象庁)

新燃

13日の観測では、噴煙の温度が11日に比べると下がっていたという(気象庁)

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