防災と災害情報のニュースメディア
  • 原子力

大飯原発「断層は活断層ではない」 関電が最終報告

関西電力大飯原発(福井県おおい町 撮影:KEI)

   関西電力は25日、活断層かどうか意見の分かれている大飯原発(福井県おおい町)の敷地内を走る断層について、追加調査を行なった結果、「活断層ではない」とする最終報告を原子力規制委員会に提出した。


   問題の断層は、敷地内を南北に走る「F-6断層」で、規制委の専門家チームがこれまでに調査しているが、活断層かどうか結論は出ていない。


   関電は、敷地南側で溝を掘るトレンチ調査を行い、F-6とみられる断層を確認。その上部の地層にずれた形跡がなく、耐震設計上の基準となる後期更新世(12〜13万年前)以降に活動していないとして、規制委に「活断層ではない」と報告していた。


   関電はさらにトレンチ調査のデータなどを詳しく分析し、上部の地層は約23万年前の火山灰が積もったものだとして、改めて「断層は新しい時代に活動していない」と結論づけた。また、F-6の長さは650メートル以上と報告した。


   大飯原発は現在、3、4号機が国内で唯一稼働中で、新規制基準に照らして評価したうえで9月の定期検査まで運転継続を認められている。関電は検査後の速やかな再稼働に向け、安全審査を申請しているが、規制委は断層の評価が定まるまで審査を先送りする方針を示している。

 

 あなたにオススメの記事

メニュー