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バリ島アグン山「まもなく噴火か?」火口壁が崩壊 ドローンが確認

バリ島最高峰のアグン山(標高3031m)の火口を上空4000mからドローン撮影。(BNPB)

 インドネシア・バリ島最高峰のアグン山で、噴火警戒レベルが最高危険度に引き上げられてから、まもなく1カ月を迎えようとするなか、同国国家災害管理局(BNPB)はドローンの画像から、火口壁が崩壊し、広がっていると発表した。火山性地震は依然として多く、火口からは白い噴煙が立ち上るとともに、火山ガスの放出が増えている。

 

 BNPBは今月19日と21日の二度にわたって、標高3031メートルのアグン山上空にドローンを飛ばし、火口内の撮影に挑んだ。その結果、火口の東側の壁が複数箇所で崩壊して、クレーターが広がっているのが判明。

 

 ストポ・プルウォ・ヌグロホ(Sutopo Purwo Nugroho)報道官によると、二酸化硫黄を含む火山ガスの濃度は以前より高く、ここ数日は、白い噴煙が火口から300〜500メートル上空に立ち上るようすも確認されているという。

 

 地下から上昇するマグマの圧力はまだ弱いものの、火山性地震と火山性微動は今もなお相次いでおり、いつ噴火してもおかしくない状況だという。約13万6000人の先が見えない避難生活はまだまだ続く。

 

■国内の火山の現状については、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。

噴煙

23日に撮影された噴煙をあげるアグン山(BNPB)

ドローン

インドネシアの火山調査では、二人乗りバイクでドローンを飛ばすという(BNPB)

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