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シナブン山で爆発あいつぐ!地震止まらぬ228秒 噴煙上昇2300m

インドネシア・スマトラ島のシナブン山が昨夜からけさにかけて爆発(Sutopo Purwo Nugroho/BNPB)

 昨夜からけさ未明にかけて、インドネシア・スマトラ島のシナブン山で爆発が相次ぎ、噴煙は最大2300メートル上空に到達した。噴火に伴って発生した火山性地震は228秒間続き、同国国家防災委員会(BNPB)は、「再び大規模噴火が起こるおそれがある」と警戒を呼びかけている。

 

 BNPBによると、シナブン山では昨夜7時10分ごろ(日本時間)を皮切りに、午後10時過ぎ、けさ4時14分と計3回の噴火が相次いだ。けさ未明の爆発では、規模の大きな火山性地震が3分間以上続き、火口からは黒っぽい噴煙が2300メートルまで立ち上った。この噴火による死傷者は報告されていない。

 

 シナブン山では、先月24日にも大規模な爆発が発生し、噴煙は上空5000メートルに到達。このときは、火山性地震が5分近く続いて、火口周辺の溶岩ドームが崩壊し、火砕流が発生した。

 

 インドネシアでは9月以降、バリ島のアグン山でも火山性地震が続発し、50年ぶりに噴火するおそれがあるとして、警戒レベル3を維持しており、6万4000人が避難生活を続けている。

 

 BNPBの報道官によると、アグン山では最近、地下のマグマや水蒸気の動きを示す火山性微動は減少傾向にあるが、山頂火口からは白い噴煙の噴出が続いている。

 

■国内の火山の現状は、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。

シナブン

昨夜のシナブン山の噴火(Endro Lewa)

アグン山

今月2日に撮影されたアグン山の山頂火口(Sutopo Purwo Nugroho)

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