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猫バンバンの季節!米国ではトヨタ車からボブキャット見つかる

米国でも猫バンバンの普及を!(Richmond Animal Care and Control)

 12月に入り、本格的に寒さが厳しくなってきたが、車でのお出かけ前に忘れちゃいけないのが、エンジンルームやボンネットに潜り込んで暖をとる猫の事故を防ぐ「猫バンバン」。ところ変わって米国では、フロントグリル内に怯えたボブキャットが潜んでいた!

 

 「猫バンバン」は日本自動車連盟(JAF)や日産自動車が推奨するドライバーに向けて呼びかけている乗車前の新しいマナー。

 

 朝晩の冷え込みが厳しい季節になると、猫は暖かさを求めて駐車中の車に潜り込ことが多い。気づかずに発進した場合、パニックを起こした猫が回転部分に巻き込まれたり、エアダクトに吸い込まれてしまうなどの痛ましい事故を防ごうと、乗車前にボンネットを叩いたり、車体をユサユサ揺らしたりして確認する作業のことだ。

 

 感謝祭の祝日だった先月23日、米東部バージニア州リッチモンドで大学の駐車場に停めた直後のプリウスに、生きたボブキャットが潜んでいるのが見つかった。

 

 この車の持ち主の女性はその日の朝にグロスターから出発して80キロを運転し、大学構内の駐車場に到着後、愛車のフロントグリル内に野生生物が体を縮めているのを発見。すぐにリッチモンド市の動物レスキュー隊が駆けつけ、ボブキャットを助け出し、バージニア州の野生動物病院に連れて行った。

 

 ボブキャットはひどく興奮していて、背中に大きな切り傷を負っており、高熱を発していた。傷口からは筋肉と靭帯が露出していて、胸が強く圧迫されたせいで肺が潰れて肺挫傷を負う重傷だった。

 

 傷を綺麗に縫合し、懸命の治療を行なった結果、心配していた失明や頭部外傷はなく、いまではかなり元気を取り戻していると言う。ボブキャットを救ったアレクサ獣医は、「感謝祭の奇跡です!順調に回復すれば、1ヵ月後には退院できるでしょう」と話している。

ボブキャット

レスキューされたボブキャットを心配そうに見つめる獣医師たち(Richmond Animal Care and Control)

ボブキャット

病院で回復中のボブキャット。当初は、与えられたエサを食べようとしなかったが、いまではだいぶ警戒心を解いたと言う(Richmond Animal Care and Control)

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