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中国冷凍ギョーザ中毒事件結審「拘置長過ぎた」官房長官

 2007年に中国製冷凍ギョーザに殺虫剤が混入され、日本人10人が被害を受けた事件の裁判が30日中国で結審したことについて、菅義偉官房長官は30日午後の記者会見で、「常識的に拘置段階が長過ぎたと思う」との感想を明らかにした。

 

 この事件は、2007年に日本向け冷凍ギョーザの製造元「天洋食品」の元臨時従業員 呂月庭(ろげつてい)被告(39)が、工場から盗んだ有機リン酸系殺虫剤「メタミドホス」を混入させ、これを食べた日本人10人が相次いで食中毒を起こしたもの。

 

 2010年8月の起訴から3年近くが過ぎて、ようやく今日 初公判が開かれたが、呂被告は「私がやりました。被害者に申し訳ない」と罪を認め、裁判は即日結審した。

 

 同会見で菅官房長官は、「わが国にとっては『食の安全』にかかる事案で、政府としては一環して真相究明を最重要視してきた。当初は紆余曲折あったが、そういう形で犯行を認めたということだろう」と述べた。

 

 さらに、起訴から公判開始まで3年もかかったことについては、「他の国の司法ですから発言を差し控えたい」としつつも、「常識的に拘置段階が長過ぎたと思う」との所感を表明している。

 

 次回公判で判決が言い渡されるが、呂被告が問われている「危険物質投与罪」は10年以上の懲役、または死刑となる。

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