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南米チリ・アンデス山脈2大火山が活発化 火口内の溶岩をとらえた!

「ネバドス(万年雪)」の名前を持つネバドス・デ・チジャンだが、連日相次ぐ大噴火による火山灰で真っ黒に変貌を遂げた(SERNAGEOMIN)

 南米チリでは、アンデス山脈に連なるネバドス・デ・チジャンが爆発的噴火を繰り返しているのに続き、ビジャリカ山でも噴火の危険が高まっているとして、警戒レベルを黄色に引き上げた。

 

 ネバドス・デ・チジャンは、南北に細長いチリの中部、アルゼンチンとの国境にまたがる活火山で、今月2日以降、連日爆発的噴火を繰り返している。

 

 一方、そこから南へ200キロほど離れたビジャリカ山でも最近、火山性地震の発生回数が相次ぎ、山頂火口が拡大しているのが判明し、ドローンを使った上空からの観測で、火口底で沸き立つ高温の溶岩が確認された。

 

 ビジャリカ山は2015年3月の大噴火では、噴煙が上空3000メートルに到達し、溶岩流が発生。火山灰や噴石が飛散し、周辺住民3400人近くが緊急避難している。

 

 このため国立火山監視機関(SERNAGEOMIN)は今月5日、噴火警戒レベルを1段階引き上げて黄色を発表し、避難計画の確認とともに、火山の監視体制強化を命じた。

火口

ビジャリカ山の火口。左が11月10日、右が同20日。直径も深さも拡大している(P.O.V.I.@povi_cl)

マグマ

ビジャリカ山の火口からは溶岩が見えるようにまでなった(Team UniPa INGV OVDAS)

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