防災と災害情報のニュースメディア
  • 気象

ラニーニャ現象「春まで」気象庁予測「冬型長引くか?」

ラニーニャ現象が続くと、冬型の気圧配置が強まる(気象庁)

 赤道付近の海面水温が平年より下がる「ラニーニャ現象」について、気象庁は11日「今春まで続く可能性は70%」だという見通しを発表した。ラニーニャ現象が発生すると、日本付近では冬型の気圧配置が強まり、気温が低くなる傾向があるという。

 

 ラニーニャ現象は、南米ペルー沖から赤道付近にかけての太平洋の海面水温が平年を下回る現象で、エルニーニョと比べるとはっきりした気象の変化がわかりにくいが、インドネシア近海では積乱雲が盛んに発生して日射量が少なくなる傾向があるため、日本付近では西高東低の気圧配置が強まり、気温が下がる傾向がある。

 

 気象庁によると、12月の海面水温は基準値を1.2℃下回り、9月以降、−0.5℃以下の状態が続いている。くわえて大気の流れ(対流活動)などの分析から、今春3月ごろにかけてラニーニャ現象が続く可能性は70%だという見通しを発表した。

 

 気象庁によると、向こう3カ月はシベリア高気圧の張り出しが強いため、西日本や沖縄・奄美地方を中心に大陸からの寒気が流れ込みやすく、南からの湿った空気は流れ込みにくくなる見込みで、西日本を中心に冬型の気圧配置が強くなると予想される。

発生予測

ラニーニャ現象の発生確率(気象庁)

気象庁

向こう3カ月の天候予測(気象庁)

 あなたにオススメの記事

メニュー