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2012年の犯罪件数 32年ぶりに140万件を割り込む 警察白書

 警察庁は2日、2012年中に発生した犯罪件数などをまとめた2013年版の警察白書を発表。刑法犯の認知件数は138万2121件で32年ぶりに140万件を割り込み、戦後最多だった2002年に比べると半分以下となった。

 

 警察白書によると、犯罪件数は減少している一方で、内閣府の世論調査では「過去10年で治安はどう変わったか」という設問に全体の8割以上が「悪化」と答えるなど、国民の治安悪化への不安は高いと指摘。その理由として、児童虐待、ストーカー事件、DV(ドメスティック・バイオレンス)の増加、高額な「振り込め詐欺」の被害などが多発しているためと分析している。

 

 注目される犯罪としては「サイバー犯罪」を特集しており、警察側の対策としては昨年7月にサイバーセキュリティ戦略を統括する警察庁長官官房審議官を設置。

 

 一般から寄せられたインターネット上の有害情報をとりまとめるインターネット・ホットラインセンター(IHC)では、2012年にIHCが削除依頼を行った違法情報1万7503件のうち90.7%の1万5872件が削除されたことを明らかにした。

 

 なお、児童ポルノ事件の検挙件数は過去最多の1596件を記録しており、このうちファイル共有などインターネットに関連する事件は84.5%と大多数を占めていた。

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