防災と災害情報のニュースメディア
  • 火山

スマトラ島シナブン山 再び噴火 乳幼児が火山灰吸引で肺疾患(動画)

15日、シナブン山が再び噴火した(Sutopo Purwo Nugroho@Sutopo_PN)

 15日朝、インドネシア・スマトラ島のシナブン山で中規模噴火が発生し、火口から高さ1000メートルほどの噴煙が上昇した。地元の観測所は、「最近、火山性地震の活動が活発化しているため、今後数カ月は噴火がひんぱんに起こるだろう」として、警戒を呼びかけている。

 

 シナブン山は今年2月19日、今世紀最大の爆発が発生し、上空5000メートルを超える噴煙が立ち上った。続いて、今月6日の爆発でも火砕流が発生したが、いずれの噴火でも負傷者はいなかった。(動画は今年2月19日の噴火のようす/Armen Putra)

 

 

 地元メディア『ジャカルタ・ポスト』の報道によると、火山周辺の27カ所の村では少なくとも1万2000人の青少年が住んでいて、最近、あいつぐ噴火の影響で、火山灰で肺を傷つけ、病院で集中治療を受けている1歳5カ月の男の子がいることが判明した。

 

 スマトラ島北部にそびえる標高2460メートルのシナブン山は、2010年8月に、有史以来初めての水蒸気爆発を起こし、2013年9月から噴火活動が本格的に活発化。以来、ひんぱんに巨大爆発を繰り返している。

 

 地元防災当局では「8年間に及ぶ断続的な噴火で、子供たちの健康面に深刻な影響が出てきている」として、政府に社会福祉政策の拡充の必要性を訴えている。(動画は2月19日の噴火で緊急避難する小学生のようす/Armen Putra)

 あなたにオススメの記事

メニュー