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新燃岳 火山性地震「週末に200回超」山体隆起も…

新燃岳は今月5日にも爆発したばかりだ(気象庁)

 新燃岳では先週末、火山性地震が急増し、13日から15日までの3日間の合計が230回を超えた。山体のわずかな隆起も観測されており、気象庁は再び噴火するおそれがあるとして、今後の火山活動に注意するよう呼びかけている。

 

 気象庁によると、新燃岳では今月13日に33回だった火山性地震が、14日には115回、きのう(15日)にも85回と急増。この活動に伴って、地下のマグマの上昇や水蒸気の動きを示す低周波地震や火山性微動もときどき発生している。

 

 また火山から南東にある高千穂河原の観測地点では、12日夕方ごろから山体がわずかに隆起する地殻変動も観測されている。気象庁は新燃岳の地下深くで、再びマグマが蓄積されている可能性があるとして、新たな噴火に警戒するよう注意を呼びかけている。

 

 一方、新燃岳の北西5キロに位置するえびの高原硫黄山でも、地震計の震動の振幅が14日ごろからやや大きくなっている。きょう(16日)現地調査を行った気象庁によると、この振幅の増大は噴気活動や熱水の流出が原因だとして、今後の動きを注視している。

 

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新燃岳

新燃岳の活動の推移。5日の噴火から10日あまり経過している(気象庁)

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