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小中学校の耐震化率88.9% 震度6強で倒壊危険は2500棟

   文部科学省は7日、全国の公立小中学校の耐震化率が4月1日現在で88.9%になったと発表した。耐震化率は10年余りで倍増したが、震度6強の地震で倒壊の恐れのある建物も北海道、大阪府などで計2500棟残っている。


   耐震状況の調査は02年に始まり、当時の全国平均の耐震化率は44.5%だった。文科省によると、耐震化率は年々改善しており、今回の調査でも前年を4.1ポイント上回っている。


   都道府県別で、耐震化率が高いのは静岡99.2%、愛知99.0%、宮城98.7%、東京98.2%、三重97.5%など。21都道府県で90%を超えていた。


   逆に、耐震化率が低いのは、広島68.6%、山口74.8%、愛媛75.6%、福島76.2%、茨城77.4%など。震度6強で倒壊する危険性の高い建物は全体の2割弱にあたる2504棟と推計され、最多は北海道の251棟。大阪218棟、広島167棟、茨城152棟なども多かった。


   また、高校の耐震化率は86.2%、特別支援学校は94.6%だった。幼稚園は全国平均が79.4%だが、鳥取や宮崎で100%に達している一方、青森は20%にとどまるなど、都道府県によってかなりの差があった。

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