防災と災害情報のニュースメディア
  • 経済

上半期経常黒字5期ぶりに増加 円安で所得収支増

 財務省が8日発表した2013年1月から6月の国際収支状況(速報)によると、海外とのモノ、サービス、投資などの取引状況を表す経常収支は前年同期比でプラス193億円(0.6%増)の3兆2114億円の黒字となった。経常黒字額が拡大したのは半期ベースで見ると2010年下半期(7月〜12月)以来5期(2年)ぶり。

 

 経常収支は、貿易・サービス収支と所得収支、経常移転収支を合計したもの。

 

 内訳を見ると、海外とのサービスの取引であるサービス収支は、前年同期比でプラス2517億円の7207億円と赤字幅を減らした。

 

 しかし海外とのモノの取引を示す貿易収支は、有機化合物や鉱物性燃料を中心に輸出が増えたものの、液化天然ガス(LPG)や原油などを中心とした輸入の増加が輸出の増加を上回ったため、前年同期比でマイナス1兆8129億円の4兆2382億円の赤字となった。

 

 このため貿易・サービス収支は、4兆9589億円の赤字と5期連続、過去最高の赤字額となった。

 

 一方、所得収支は、円安の効果もあり、海外での事業からの配当金や証券投資などによる収益が増え、6期連続、過去最大の8兆6783億円の黒字となっている。

 あなたにオススメの記事

メニュー