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緊急地震速報 誤報の原因は南海トラフ用海底地震計の不具合

緊急地震速報誤報についての気象庁の緊急記者会見(8月8日午後6時15分)

 気象庁は8日午後4時56分ごろに和歌山県北部で発生したM2.3の無感地震(震度1以上の揺れを観測しない地震)に対し、関東から西の広い地域に誤って緊急地震速報を発表したことについて、緊急記者会見を行ない、誤報は海底地震計の不具合により予想が過大になったことが原因だったと説明した。

 

 同庁によると、今回の誤報は、南海トラフ地震のために三重県南東沖に設置している海底地震計に何らかの不具合が発生し、データ伝送が一旦途切れ、再びつながったことから、遠州灘で海底が1センチも動くような巨大な揺れが発生したと解析システムが誤認識したことにより発生したとしている。

 

 これにより奈良県でM7.8の巨大地震が発生し、最大で震度6弱から震度7の揺れが奈良県や大阪府などで発生すると判断、関東・甲信越・北陸・近畿・中国・四国・九州北部など広い地域に、実際の和歌山県北部の地震発生から18.5秒後に、緊急地震速報が流された。

 

 同会見では記者から、誤報が発生すると緊急地震速報の信頼性が失われるとの質問があったが、これに対して気象庁の担当者は「こうした誤報はあってはならないことだが、緊急地震速報が出された場合には何とぞ身を守る行動をとっていただきたい」と述べている。

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