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長野北部M5.2 震源は「糸魚川−静岡構造線断層帯」引き続き警戒を!

糸魚川−静岡構造線断層帯では過去にも多くの地震が発生している(気象庁)

 長野県北部で12日午前10時半ごろに起きたマグニチュード(M)5.2の地震について、気象庁は会見で、長野北部から山梨県南部にかけて伸びる活断層帯が震源である可能性が高いと発表した。

 

 この地震は、12日午前10時29分に発生したもので、長野市や大町市、小川村で最大震度5弱を観測したほか、中部地方と関東地方の広い範囲で震度4〜1の揺れがあった。

 

 地震発生以降、長野県北部では午前10時41分にM2.9(最大震度3)、午前11時10分にM2.5(最大震度2)の余震が相次いだ。また、この地震の影響で長周期地震動階級1も観測されている。

 

 気象庁は会見で、「揺れが強かった地域では、落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている」として、今後1週間程度は、同程度の地震に警戒するよう呼びかけている。

 

 また今回の地震が発生した震源周辺には、「糸魚川−静岡構造線断層帯」という活断層が伸びており、2014年11月22日にはM6.7の地震が発生している。

 

 糸魚川−静岡構造線断層帯は、北は長野県小谷(おたり)村付近から、諏訪湖付近を経由して、山梨県南部を富士川沿いに南下する総延長158キロの活断層帯だ。政府の地震調査研究推進本部は、今後30年以内にM7.7以上の巨大地震が起こる可能性を最大15%と見積もっている。

 

 ひとつの活断層で大きな地震が起こると、2016年の熊本地震のように、隣接する活断層でも活動が起こり、活動域が拡大し、より大きな地震を引き起こす可能性もあることから、くれぐれも注意が必要だ。

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