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インドネシア 海峡のホットスポット活発化 アナック・クラカタウ島の火口に迫る!(動画)

今月9日のアナック・クラカタウの爆発のようす。観光客が多いので驚く(Bambang Prasetiya Sulistiyo /@deZabedrosky)

 

 インドネシアの火山島アナック・クラカタウ島では、先月下旬以来、断続的に激しい爆発が続いており、地球観測衛星の画像では火口内を上昇する赤いマグマがはっきりと確認されている。

 

 スマトラ島とジャワ島に挟まれたスンダ海峡に位置するアナック・クラカタウ島は、1928年の噴火活動で生まれた若い火山島だ。

 

 約6万年前までこの海域には、直径15キロほどの旧クラカタウ島が存在したが、その後の大爆発で吹き飛び、外輪山として3つの島が残った。

 

 

 しかし1883年に発生した巨大マグマ爆発でできた海中カルデラが1927年に噴火活動を再開し、翌年アナック・クラカタウ島が出現。1883年の大爆発では、巨大津波が発生し、沿岸の3万6000人以上が死亡し、噴煙は成層圏に達した。日本を含め、地球規模で異常気象を引き起こし、各国で大凶作や飢饉が起きたという歴史があることから、各国の火山学者がアナック・クラカタウ島の動向に注目している。

 

 噴火活動は先月20日以来、断続的に続いており、火山性地震もひんぱんに発生している。この島は生態系維持のため人が住んでおらず、観光客を載せたフェリーが航行するくらいだが、なかには上陸して、火山アドベンチャーガイドとともに、山頂火口内を見学するというツアーも企画されているというから驚きだ。

 

地球観測衛星

欧州の地球観測衛星センチネル2号が今月7日に上空からとらえた画像を見ると、アナック・クラカタウ島の山頂火口内に赤いマグマが見える(AIRES @ airesEO)

今月6日

今月6日の噴火のようす(Sam. Hidayat / @OysteinLAnderse)

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