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沖縄のサンゴが危機 海水温上昇で白化進行

白化したトゲスギミドリイシ(8月16日撮影 出典:沖縄美ら島財団)

 沖縄美ら島財団は21日、沖縄県本部町の海洋博公園周辺のサンゴの白化が例年に比べ進行しており、場所によっては、全サンゴ群体のうち50%以上が白化していると発表した。

 

 同財団の調査は、今月15〜16日に、本部町備瀬と沖縄美ら海水族館前の礁地(イノー)で行なわれたもので、白化が確認されたサンゴは、ハナヤサイサンゴ属、コモンサンゴ属、ミドリイシ属など11属。

 

 サンゴの白化が進行している原因はまだ明確になっていないが、海面水温が30℃以上になるとサンゴ内部の褐虫藻が色素を失うことから、海面水温が過去最高だった1998年には沖縄近海で大規模なサンゴの白化現象が確認されている。

 

 気象庁によれば、今年は8月9日以降、北緯23度付近(台湾付近)から沖縄諸島近海にかけて、海面水温が、外洋の海水温の上限と考えられる31℃以上になっており、サンゴへの影響が懸念されていた。

 

 同財団は、より詳細なデータを収集するために、26日に外洋に面した礁斜面のモニタリング調査を実施する予定。

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