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ヨセミテ山火事シスコも被害の可能性 発電用ダムに接近

地球観測衛星テラから撮影したヨセミテ周辺の山火事(出典 NASA/Goddard, Lynn Jenner)

 米カリフォルニア州の有名な観光地ヨセミテ国立公園周辺の森林で17日に発生した山火事は、26日も延焼が続き、サンフランシスコに電力を供給している発電用ダムまで数キロの地点まで迫っている。

 

 この山火事による焼失面積は約5万8000ヘクタールに及び、カリフォルニア州は22日付けで非常事態宣言を発令している。

 

 現在のところ、山火事はカリフォルニア州の沿岸部から160キロ以上離れているが、ヨセミテのハッチ・ハッチー渓谷には、大都市サンフランシスコに電力を供給している水力発電用ダムがあり、火事はダムから数キロの地点まで迫っている。

 

 関係当局は林野火災用のDC-10などを待機させて、都市につながる108号線方面に火の手が延びた場合に備えているが、山火事は大規模で、自身の熱エネルギーで突風や下降気流を生み出しているため、どの方角に火の手が進むか予測できない状況になっている。

 

 また周辺の町には火事の煙による降灰物がまき散らされており、健康への被害も懸念されているとのこと。

 

 今後、ヨセミテ国立公園内のキャンプ場やホテル近くまで火の手が及ぶ可能性もあり、外務省では海外安全ホームページでスポット情報を掲載し、旅行者などに最新の情報を入手するよう注意を喚起している。

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