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8月中旬は史上最高の海面水温 生態系への影響も懸念

8月中旬の海面水温の平年差の分布(気象庁HPより引用)

 気象庁は28日、8月中旬の日本海、東シナ海、四国・東海沖の太平洋における海面水温(旬平均水温)が1985年に人工衛星による海面水温の解析が始まって以来、最高記録となったと発表した。

 

 同発表によると、8月11日から20日における日本近海の海面水温(旬平均水温)は、北海道南部から東北北部沖の日本海で、平年差プラス2.7℃の24.7℃、山陰沖の日本海が同プラス2.5℃の28.1℃、九州沖の東シナ海が同プラス2.0℃の29.6℃、台湾近海の東シナ海が同プラス1.4℃の30.2℃、四国・東海沖の太平洋が同プラス2.0℃の29.6℃などとなっている。

 

 これらの海域で海面水温が29年間の観測史上最高になったことについて気象庁は、8月上旬から高気圧に覆われ、日射量が平年より多かったことに加え、日本海では南よりの暖かい風の影響を受けたためと、東シナ海と四国・東海沖では風が平年より弱かったことが原因と見ている。

 

 こうした日本近海の海面水温上昇により、沖縄の南の海域では9日以降海面水温が31℃を超えている。

 

 このため沖縄周辺ではサンゴの白化現象が大規模に発生しており、サンゴ大量死滅の危険性など生態系への影響も懸念されている。

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